指揮グループレッスン-合唱 2025~2026

2025年~2025年にかけて、約1年間にわたって行ってまいりました合唱グループレッスン(以下、GL)が、先日無事に終了いたしました。この1年間、ご参加くださった生徒の皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。

今回の教材と受講生の皆様について

今回は、女声二部合唱による全12曲の組曲を教材として取り上げました。指揮については、初心者の方でも取り組みやすいよう、比較的平易な内容を選んでいます。

一方で、音程を取ることが難しい曲が多く、練習中は皆様それぞれ苦労されていたように思います。それでも、GLに向けてしっかりと準備を重ねてくださっていました。

「自ら歌い、自ら指揮をし、自ら聴く」— GLの特徴

このGLの大きな特徴は、「自ら歌い、自ら指揮をし、自ら聴く」という点にあります。演奏者、指揮者、そして聴き手という三つの立場を体験することで、それぞれの視点から音楽や指揮について考えていただくことを目的としています。

途中からは、発声練習をリードしてくださる生徒様や、ピアノ伴奏を担当してくださる生徒様も加わり、参加者の皆様にとっても多くの学びや気づきがあったのではないかと思います。

実践的な取り組み

また、「この曲は三拍子で振った方がよいのか、それとも一拍子で振った方がよいのか」といった、テンポの取り方についても実際に両方を試し、歌いやすさを皆様に伺いながら検討するなど、実践的な取り組みも行いました。

最終回には、継続して参加してくださった方々が、「今まで練習した曲の中では、どの曲が一番好きだった?」と楽しそうに語り合っている様子が見られ、指導者として大変うれしく感じました。

普段、現場で仕事の一環として指揮をされている方も、普段は歌う機会の少ない方も、このレッスンを通して「声を合わせてハーモニーを作る喜び」を実感していただけたのではないでしょうか。もちろん、人前で歌う人たちを相手に指揮をすることに緊張される生徒様もいらっしゃいました。しかし、その緊張もまた、貴重な経験になったことと思います。

合唱指揮ならではの難しさ

歌と吹奏楽では、指揮の基本は共通していますが、合唱ではより滑らかで丸みのある動きが求められる場面が多くあります。歌の場合は、多少手の動きが十分でなくても言葉で補えることがありますが、それでも腕を一定の速度で滑らかに動かし続けることは、生徒様によっては拍を明瞭に示すこと以上に難しく感じられるようです。

次回のグループレッスンについて

来月からは、新しい曲集によるGLが始まります。今回の曲集は、抒情的で穏やかな雰囲気の作品が多かったのに対し、次回は一転して、思わず笑みがこぼれるようなコミカルな作品を中心に選びました。

実は、この曲集は私が選んだものではなく、今回ご参加くださった生徒様方が選んでくださったものです。指揮の内容は今回よりも少し骨があり、一方で歌唱そのものは比較的取り組みやすい内容となっています。つまり、今回とはちょうど対照的な曲集です。

新しいグループレッスンがどのようなものになっていくのか、私自身も今からとても楽しみにしています。

AUTHER

宮川 健太郎 MIYAGAWA KENTARO

担当コース

「学校の合唱祭で指揮をしなければいけなくなった」
「吹奏楽コンクールで指揮をするけれども、指揮指導をもっと上手になりたい」
「リコーダーアンサンブルの曲で振り方がわからない」
「音大指揮科を受験したいが、指揮の先生が探せない」
などなど、「ワン……

プロフィール

指揮教室

指揮法個人レッスンは、池袋、渋谷、お茶の水、横浜他のスタジオで開講しています。


表現したい音楽を演奏者にわかりやすく正確に伝達するため、手や腕、体はどうやって使うのか。
また音楽の解釈についてや、必要な専門知識など、幅広い視点からのレッスンを行います。

指揮の機会がある一般の方、小中高の先生をされている教員の方、中高の部活などで吹奏楽、オーケストラの指揮をされる方、学校の合唱指揮をすることになった学生さんなどがレッスンに通われています。

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