指揮コース

演奏者に自分の音楽を伝え、共有する指揮を目指す

オーケストラをはじめとし、アンサンブル、合唱やオペラなど複数人での演奏や音楽的解釈を統一するため、指揮者は存在します。
表現したい音楽を演奏者にわかりやすく正確に伝達するため、手や腕、体はどうやって使うのか、また音楽の解釈についてや、知識など、幅広い視点からのレッスンを行います。

初心者から、経験者・上級者、受験生まで

はじめに

教員になったから、知り合いの楽団に頼まれて、など、急に指揮をする必要が出た方。
基本的な指揮棒の振り方は知っているけれど、ただ拍子を刻むだけではなく、もう一段階進んで、音楽的な表現をしてみたいと思ったら、レッスンにいらしてください。
指揮棒の持ち方、構え方、手、腕の動かし方、基礎から丁寧にご指導致します。
また指揮者には幅広い音楽的な知識が求められます。
楽曲分析(アナリーゼ)、スコアリーディング、楽器の知識、音楽理論、音楽史、ソルフェージュ、リズムについてなど、音楽全体の知識を拡げ、技術を高めます。

指揮レッスン

指揮レッスンの流れ

まず、斎藤秀雄著「指揮法教程」を教則本として、指揮の基本的な運動を学んでいただきます。

最初は運動・スポーツをやるような感覚で、腕を動かしての「円運動」など、一見指揮とは関係ない運動から、徐々にかたちを整えていきます。
レッスンの初めから、特に大切にしているのが「姿勢・呼吸・脱力」です。
これは、ある程度年月を重ねた中~上級者でも、慣れてくると忘れてくる類のものですので、随時立ち返り、矯正しています。
生徒さんそれぞれに矯正すべき点がありますが、習得するのにいちばん時間がかかるのは、上記三つの中では「脱力」でしょうか。

教則本では、ピアノ教本「ソナチネ・アルバム」からの楽曲を「総合練習」として位置付けているので、仕上げの段階ではそれを使いレッスンを行います。

ここでは、基本的な振り方の複合、強弱、緩急、楽譜の読み方などをみていきますが、中でも大切にしているのは、「曲に対してのイメージ」を持っていただくということです。

妄想でも空想でも構わないのですが、要は、その課題曲に対して、何をイメージして指揮しているのかを訊いているのです。

それは生徒さんによって様々です。「色」「風景」「具体的な人物」などを設定して、皆様多岐にわたる「お話」を披露してくれます。
これは決して「遊び」ではありません。現場での楽曲の練習、そして本番の際に、こうしたイメージを自身の中に持っているか否かが、指揮の出来に大きく影響するのです。

指揮レッスン

次に、山田一雄著「指揮の技法」という教則本に進みます。
「指揮法教程」を「総論」とするならば、「指揮の技法」は「各論」という位置づけになると思います。

「技法」で学ぶことは、もっと細かい、ケース毎に分類された振り方や、アーティキュレーションの表現方法など多岐にわたります。

課題曲がたくさんありますが、いずれも要所を3-4小節程度抜粋したものですので、その場で初見でも、要領を呑み込めていればできるものです。また、その場で何が楽譜に書かれているか、その情報を素早く読み取る「読譜力」を養うことにもなります。

まとめ

以上のように教則本を継続してやっていくのが基本的なレッスンの進め方なのですが、指揮の生徒さんは具体的な「現場(アマチュアのオーケストラ、吹奏楽団、合唱団など)」を抱えていらっしゃる方が多いので、現場で演奏する個別具体的な楽曲に対する振り方や質問についても、都度ご要望に応じてレッスンを行っています。

生徒さんによっては、現場での指揮を録画したものを持ち込んできてくださる方もいます。
これは非常にありがたいことで、私も推奨していることですが、より具体的な指摘ができるという点で、大きな意味があります。

また、ある程度レベルが上がっている方、より高度なものを求めている方については、アナリーゼ(楽曲分析)、和声、ソルフェージュなども併せてレッスンするようにしています。

「この曲だけ何月までに仕上げたい」という希望にも対応いたしますが、基本的には、基礎から積み上げていくレッスンを行うことが望ましいです。

指揮合同レッスン

不定期で、指揮コース生徒さん希望者での合同レッスンを行っています。決められた課題曲を、他の生徒さんや講師の前で指揮し、全員で感想や意見を交換する形式です。

合同レッスンの流れ


一つのまとまった長さを持つ楽曲について、まず生徒様各自で事前に楽譜を勉強していただきます。この際、指揮講師の方から事前に、「楽譜をどうやって勉強するか」についてのヒントは敢えて申し上げません。
合同レッスンの過程で、私や他の方々が指摘したことを通じて、「楽譜をどうやって読むか」ということを、自分の勉強成果と照らし合わせて、今後に役立てて欲しいからです。
ただし、振り方自体に自信のない生徒様には、希望があれば事前に振り方の部分だけをレッスンすることは行っています。

合同レッスン当日は、ピアノ講師1名ないしは2名で課題曲を弾いていただき、それを受講者が指揮します。

複数の生徒が同じ場所で、他の生徒の指揮の様子を観察し、ピアノ講師や私はもとより、演奏・聴講している生徒からも意見をもらいます。

吹奏楽の曲をとりあげる場合、楽器経験者には、演奏者として合奏に参加していただくこともあります。みなさん楽しんで演奏されています。

レッスンの狙い・目的

・指揮の上達の早道は「他人の指揮を見て、良いと思ったところを盗み、同時に良くない点も見抜く」ことにあるので、その力を養うことによって、自己判断力を高めること

・複数の人に「見られる」ことによる、ある種のプレッシャーを体感してもらうこと

・複数の人が比較的大きなスタジオに集って見ていることによる、「臨場感」を体感し、実際の現場における「遠近感」を養うこと


など、多岐にわたります。

受講資格・条件

指揮コースのレッスン受講者の中から、最初の教則本「指揮法教程」を終えられた方を一応の対象とし、希望者。
「教程」を終えていない方、入会間もない方は聴講のみでご参加可能です。(例外あり。ご相談による。)

指揮コースご質問例

どんな人が通っていますか?

10代から70代の方まで、幅広い年代の方が、首都圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)はもちろん、これまでには愛知県、静岡県、長野県、茨城県、福島県などから、新幹線などを利用してレッスンに来られています。
小中高校の音楽の先生、またはその他のご専攻の先生でも、部活などで吹奏楽やオーケストラ、合唱の指導を行うことになった方
大学や社会人のサークルなどで指揮を担うことになった方
中高の合唱コンクールで指揮をすることになった学生さん
など、きっかけや目的も様々です。
具体的な現場があり、発表・演奏の場がある方が、指揮レッスンを受講されることが多いです。

先生の中には、音楽大学などを卒業されて音楽の先生になっている方もいれば、ご専攻は別の教科で、音楽の専門的教育は受けていらっしゃらない方もおられます。

指揮ってなんですか・・?

「指揮」……説明するのは未だに難しいです。一口には言えないものがあります。
「指揮棒」というものはありますが、なくても指揮はできます。
舞台上で、唯一自ら音を出さない存在……。
音を人様に出していただく存在……。
楽器や声楽の専攻の方ほど、幼少時から、あるいは物心ついてから、相当期間「自分の楽器」で研鑽を積むわけではなく、指揮の場合は、手元に楽器がありません。ですから、極端に言えば、現場に放り出されてから勉強せざるを得ない。
しかも、他の演奏者から見れば「指揮者はなんでも知っている」と勘違いされがちで、そして結局「何にもわかっていない」とみなされる存在……。
指揮は他の専攻と同様、技術も音楽性も大事ですが、その人の辿ってきた足跡やパーソナリティが大きなファクターであるような気がします。
そのファクターが大きな存在になればなるほど、指揮によって音楽は変わる確率は高くなります。

ただ、最終的には、音を出す方たちの「気」が音楽を決めるのだとも思います。その「気」を上手く「扱う」ことが、指揮には求められるような気がします。

教室が遠く、頻繁に通うことができません

オンラインでのレッスンも行っております。
通常はオンラインでご受講いただき、年に数回など、いらっしゃれる時に、対面レッスンを受けていただくのが良いかと思います。

AUTHER

宮川 健太郎 MIYAGAWA KENTARO

「学校の合唱祭で指揮をしなければいけなくなった」
「吹奏楽コンクールで指揮をするけれども、指揮指導をもっと上手になりたい」
「リコーダーアンサンブルの曲で振り方がわからない」
「音大指揮科を受験したいが、指揮の先生が探せない」
などなど、「ワン……

プロフィール

まずは、
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ご入会前に、実際のレッスンの雰囲気や内容を体験していただくことが可能です。指導経験豊富な講師によるレッスンを通じて目標やご希望をお聞きし、生徒さまに最適なレッスンをご提案いたします。
無理な勧誘等は一切ございませんのでお気軽にお越しください。

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