澤村 茉莉子 SAWAMURA MARIKO
澤村 茉莉子 SAWAMURA MARIKO
担当コース
ピアノの時間が、日常の楽しいひとときになりますように。
講師インタビュー
ピアノを始められたきっかけはなんですか?
親戚に音楽家がいたため、物心ついた頃には私もピアノを弾いていました。
幼稚園の間はヤマハに入り、小学校に上がるタイミングで個人の先生に師事しレッスンを受け始めました。
ピアノの魅力について教えて下さい
音色。
そしてクラシックからポピュラー、ジャズ、またソロ、伴奏、弾き語り、他の楽器とのアンサンブル、バンドなど、多彩なジャンル、演奏形態で活躍できること。
弾き方次第で、それに応えて何通りもの音を出してくれること。理想に描いた音が出た時の喜び。どうすれば自分の思う音色や音楽を表現することができるのか、一生終わることなき探求をさせられるところも魅力です。
私は楽器の見た目も好きです。
レッスンで心掛けていることは?
まずは生徒さんそれぞれの目的や、ペース、性格に合ったレッスンをすることです。
子どものレッスンでは、教材も数多く存在していますので、事前に予習して内容をしっかりと研究して把握し、その子にきちんと合ったものを使用するようにします。
それから、子どもでも大人でも、初期の段階から、楽譜通りにただ弾くのではなく、自分のピアノの音をよく聴いて、どんなふうに歌いたいのかを考えてもらうようにしています。イメージしたように演奏するにはどうすればいいのか、そこをご指導できればと思います。その上で、思い描く音楽表現ができるように、体や手の使い方を指導していきます。
指導や声かけは多くなりますが、そういうことを考え作っていくこと自体が、ピアノ演奏や音楽の楽しさだと感じてもらえるよう、工夫しています。
家庭ではどのような練習が必要ですか?
子どもは基本的に毎日ピアノを触って欲しいです。未就学の子どもは10分、15分でも。小学生以上になれば、30分は時間を取れるといいですが、ただ、時間の長さよりも、何を直しているのか、練習しているのか、しなければいけないのか、を考えられるといいと思います。時間で決めると、その時間ただ繰り返して終わる・・ということにもなりかねません。
小さいうちはピアノはリビングなど親御さんにも聴こえるところに置いて、家事をされながらなんとなく耳を傾けていただくのもいいと思います。
レッスンで言われたこと、注意されたことは必ず確認して、時間がない時も、そこだけは次回までに直していく、と思って欲しいです。
好きな演奏家、音楽家を教えてください。
マルタアルゲリッチ、アルトゥール・ルービンシュタイン、ウラジミール・ホロヴィッツ。ネルソンフレイレ。ビルエヴァンス。思いついた順です。